テクニカル分析

トレンド転換を示唆するキーリバーサルとは?

キーリバーサル(又はキーリバーサルデー)とは、トレンド転換を示唆するローソク足形状です。

日本語に訳せば、反転や転換(=リバーサル)の鍵(キー)という意味です。

プライスアクションの1つとして覚えておくと役に立ちます。

キーリバーサルの解説イラスト
高値を更新したけど、買いが続かずに落ちてしまった状態ですね。
(下降トレンド反転の場合は、上下逆さまに考えて下さい)

ちなみに、前日のヒゲを含めた高値安値を含む状態が完全なキーリバーサルですが、最安値を更新していない場合でもキーリバーサルと捉えるケースもあるようです。

重要なのはローソク足の形状そのものではなく「どのような値動きでローソク足が形成されたか?」という点です。

キーリバーサルのポイント

これまでの上昇を大きく否定し、前日の終値を下回る動きが陰線1本の中で繰り広げられた、という点がポイントです。

ところで…上記のイラストを見ると、トレンド転換を示唆する「包み足」と似ていますが、包み足=キーリバーサルと捉えても、微妙に違うものと捉えても間違いではありません。

包み足はFXがまだ無い時代に生まれたテクニカル分析であり、それが今でも通用するので多くの人に用いられています。

そのため、FX版の包み足の厳密な定義はなく、人によって微妙に解釈が違うことも珍しくありません。

キーリバーサルと包み足のイメージイラスト

包み足については、下記で解説しているので参考にして下さい。

包み足も反転形状として有名で、重要なローソク足パターンです。
具体的なトレード手法も紹介しているので、上記ページをご参照下さい。

 

キーリバーサルの実例

キーリバーサルは滅多に登場しないレア度の高いローソク足です。

実際に2018年2月~直近までの約1年半のポンドドル日足チャートで探してみましたが、登場回数はたったの2回だけです。

ポンドドルでのキーリバーサルの実例

・左側
高値安値の両方を更新しており、陰線も長いので転換サインとして分かりやすい形状です。

・右側
安値は更新していないものの、前日終値をローソク足の実体で僅かに更新しています。
FXフレンズが崇拝するバカラ村先生は、このローソク足を確認してショートしています(笑)

レア度の高いキーリバーサルだけを根拠にトレードしても、それなりの結果は得られるでしょうが、その他の根拠も揃っている方が自信を持ってエントリーできますし勝率も変わってきます。

ちなみにバカラ村先生がエントリーしたキーリバーサルの場所では、複数の根拠が揃っていました。

当然といえば当然ですけどね(笑)

日足レベルでは、過去に何度もサポレジ転換を起こしていた場所となっています。
キーリバーサルが起きた場所の日足での水平線

そして週足を見てみると、綺麗にサポレジとなっている場所でした。
キーリバーサルが起きた場所の週足での水平線

加えて4時間足では、天井圏を示唆するMACDのダイバージェンスも発生していますし、結果的にヘッドアンドショルダー(三尊)の天井部分になっているようにも見えます。
キーリバーサルが起きた場所の4時間足でのダイバージェンス

こうした複数の根拠が揃った上で、ポンドドルにキーリバーサルが出現していたという訳ですね。

何かしらの抵抗がある部分でキーリバーサルを確認できればエントリーという流れが無難ですが、ぶっちゃけキーリバーサルを見つけてからエントリー根拠を探っても大丈夫です(笑)

滅多に登場しない有り難い形状なので、頭の片隅にでも入れておくといいですね。

先程のチャート画像でも触れましたが、特に週足で見つけた場合は激アツですので。

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