FXでのピラミッティングのやり方と低リスクなお勧めの方法

FXでは値動きの1つの波に乗ってトレードをする際、ピラミッティングによって利益を大きくするチャンスが狙えます。ピラミッティングとは、増し玉や積み増し、買い増し（売り増し）等と呼ばれるテクニックです。

ナンピンの反対と考えると理解しやすいと思います。

ナンピンでの経験がある人は多いようですが、意外とピラミッティングをする方は少ないようです。

1ポジションでのエントリーに比べて利益は遥かに大きくなりますが、ピラミッティングを行う場所を間違えたり、反対方向への急騰急落で損失が大きくなるリスクもあります。

ピラミッティングはナンピンとは違い、あくまで最初のポジションの利益が乗ってから行うものです。

含み益を使ってポジションを増やせるので、証拠金を圧迫せずにポジションを持てるというメリットもあります。

そこで今回は、ピラミッティングのやり方や注意点、低リスクなお勧めの方法を解説します。

ピラミッティングのやり方

最初にエントリーした1ポジションのみでトレードを行う人もいますが、ピラミッティングでは2ポジ目・3ポジ目とポジションを積み増して行きます。

ただし闇雲にポジションを増やすのではありません。

ピラミッティングの基本的な方法は、上昇トレンド中の押し目が来る度にロングポジションを増やしていきます。（※下降トレンドの場合は逆に考えて下さい）

上昇トレンドが継続する限り、最初のポジションだけではなく、積み増したポジションも利益が乗っていく仕組みです。

上記のイラストを見ると、後半で買い増した2つのポジションは損切りとなっているので、損をした気分になるかもしれません。
しかし後ほど解説する方法でロット数を調整すれば、結果的に大きな利益が残ります。

天井で利確ができれば理想ですが、見極めるのは至難の業です。

ココが天井だ！と思って利確をしても、再び上昇していく可能性もあります。

そこで「高値切り上げ安値切り上げのダウが崩れたら利確」「◯◯移動平均線を下回ったら利確」等のように、利確するルールを決めている人が多いです。

ピラミッティングでは、トレンドが収束しているにも関わらずダラダラとポジションを保有し続けるのは厳禁です。

まだ利確のルールが確立できていない方は、下記の記事を参考にしてみて下さい。

2019.02.15

FXの利益確定はどうやって行うの？利確が難しいですよねここで利食いしたら早かったよこういった声を本当によく聞きます正解は無いですが利確（呼び名は色々ありますが、この記事では利確で統一します）は本当に好みだと...

ピラミッティングの目的は、出来る限りトレンドに乗り続けて利益を増やすことです。

そのため、トレンドの終盤で積みましたポジションほど損切りになるリスクが高くなります。

損切りによる損失リスクを抑えるために、徐々にロット数を落としていくピラミッティングが一般的に用いられます。

上記のようにロット数を下げながら買い増していけば、5ロットの1ポジだけのエントリーよりも、損切りを加味しても結果的に利益は大きくなります。

徐々にロットを減らして積み増していくので、三角形のピラミッド型になります。

しかしピラミッティングには、これ以外にも種類があります。

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