FX初心者

今さら聞けない仲値の基礎知識

仲値とは?ゴトー日にドル円が上昇する理由も解説

朝9時の株式市場のオープン~仲値の9時55分に向けて、ドル円は特に活発に動く特徴があります。

そしてゴトー日は仲値に向けてドル円が上昇しやすい、という事で仲値トレードをしている方も多いですよね。

ゴトー日とは?5の倍数にあたる5日・10日日・15日・20日・25日・30日が該当します。

しかしFX経験者でも『仲値とは何なのか?』を知らない人も意外といます。

特に初心者の方は「トレードするようになって初めて仲値という言葉を聞いた」という話もよく耳にします。

今回はちゃんと知らないことも多い仲値について、分かりやすく解説します。

仲値の仕組みを知ると、ゴトー日にドル円が動く理由も分かります。

仲値とは?その役割を解説

仲値とは、銀行が顧客と取引するその日の基準レートです。
朝9時55分に付けたドル円レートを元にして、銀行の取引が行われます。

そもそも仲値が存在している理由は、私たちが海外旅行に行く際の外貨両替をイメージすると分かりやすいです。

来週に迫ったハワイ旅行。あなたは日本円をドルに両替するために銀行へやって来ました。
窓口で並んでいると、突然何かのニュースで一気に1ドル90円の円高に!
しかし順番待ちの間に、あっという間に1ドル100円に戻っていきました…

これは極端な例ですが、随時変化するレートで両替に対応していたら銀行の窓口も大変ですし、クレームの嵐となるのは目に見えてます(笑)

そのために銀行は『仲値』で決めたレートを基準として、お客さんとの1日の取引を行います。

外貨両替と仲値の関係

ただし銀行もビジネスなので、利益を上げないといけません。
そこで仲値を基準に、手数料の上乗せして両替レートに反映しています。

・米ドルが欲しい人には高く売る
・米ドルを手放したい人からは安く買う

1ドル100円の価値がある米ドルを持っている銀行は、このようにして利益を上げています。
(上記のイラストはイメージなので、実際にはここまで高い手数料は載せていません)

用語の解説TTM:仲値(Telegraphic Transfer Middle rate)
TTS:顧客にドルを売るレート(Telegraphic Transfer Selling rate)
TTB:顧客からドルを買うレート(Telegraphic Transfer Buying rate)
※仲値とはTTSとTTBの中間に位置する値段なので、仲値と呼ばれます

仲値とは、銀行が『顧客』と取引するその日の基準レートなので、個人が外貨両替をする時だけではなく、銀行が企業と取引をする際にも同じ仕組みが適用されます。

ゴトー日の仲値にドル買いが起きやすい理由は、その銀行と企業との取引が大きく関係しています。

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ゴトー日にドル円が上昇しやすい理由

私たち一般人が銀行で外貨両替する規模は非常に小さなものです。
しかも「ゴトー日にドルが必要!」なんて一般人はいません(笑)

銀行が為替取引をしている大口顧客は海外と貿易をしている企業であり、輸入企業によるドル需要によって、ゴトー日にドル円が上昇しやすいという背景があります。

以下に輸入企業・輸出企業と銀行とのお金の流れをまとめました。

輸出企業・輸出企業のお金の流れ

・輸入企業
海外の商品を仕入れて日本で販売する企業。
商品を購入(仕入れ)する際に外国企業にドルを支払うので、円をドルに両替する必要がある。

・輸出企業
日本製の商品を輸出して外国で販売する企業。
海外で商品が売れた際にはドルを受け取るので、3月・9月の決算時にドルを円に両替するケースが多い。

少し余談になりますが、このように輸入企業と輸出企業ではドルのニーズが正反対なので、円高になると輸入企業の業績が上がり、円安になると輸出企業の業績が上がるんですね。

さて、話をゴトー日に戻します。

日本の輸出企業は決算期にドル需要が高まる傾向が高く、日々の仲値とはあまり関係がありません。

しかし輸入企業は取引先の外国企業へ支払いがあります。
支払い用にドル需要が高まる日がゴトー日である場合が多く、ドル買いによってドル円が上昇しやすいという背景があります。

ゴトー日のドル買い需要の背景

銀行は輸入企業から「この日に◯◯万ドルが欲しい」とドル需要がある日を事前に聞いています。

輸入企業の担当者がフラッと銀行へ行って、突然「100万ドルに両替して!」なんて言うはずありませんからね(笑)

両替によって必要となるドル需要の高まりに備えて、銀行はドル買いを行います。

これがゴトー日にドル円が上昇しやすい理由です。

銀行のドルが足りなくなるほどの買い需要が多い日は「仲値不足」と呼ばれ、いつも以上にドル買い圧力が高まります。

しかしFXでは実需取引ばかりではなく、投機筋と呼ばれる大口も参加して相場を動かしています。

その為、ゴトー日であっても必ずドル円が上昇するとは限りませんし、地政学リスクなどによる円買いによって逆に下がることもあります。

ゴトー日の仲値=上昇する、と盲信するのは危険ですが、輸入企業のドル買いという仕組みを知っておくことは非常に大切です。

月末、半期末などは実需のドル買いが出やすい時期です。
そこにゴトー日が重なれば、いつも以上に仲値に向けてドル買い圧力が高まるのでは?という推測ができるようになります。

以上のように仲値とゴトー日の関係性や基礎知識を理解すれば、トレード戦略に深みが出ます。

FXトレーダーとして必須の知識とも言えるので、ぜひ参考にして下さい。

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