ボリンジャーバンド

移動平均線とボリンジャーバンドを使った手法

移動平均線とボリンジャーバンドを使った手法

移動平均線とボリンジャーバンドを使った手法を公開していきたいと思います。

今回はスキャルピング~デイトレードの手法となります。

移動平均線は相場の方向性を見極めるために使われるインジケーターです。

移動平均線についての記事はこちらを参照ください↓

今回解説していく手法は、移動平均線3本とボリンジャーバンドを使った手法です。

ボリンジャーバンドは移動平均線を表す線と、その上下に値動きの幅を示す線を加えたインジケーターです。

ボリンジャーバンドには±1σ・2σ・3σというバンドの幅があり、それぞれそのバンド内に収まるおおよその確率が決まっています。

ボリンジャーバンドの±1σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約68.3%
ボリンジャーバンドの±2σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約95.4%
ボリンジャーバンドの±3σの範囲内に収まる確率 ⇒ 約99.7%

(上記の数字は時間軸等によって異なることがあるため絶対値ではありません)

今回はボリンジャーバンドの3σと移動平均線3本を使った手法になります。

移送平均線3本とボリンジャーバンド3σを使った手法解説

今回はスキャルピングよりの手法となるため、移動平均線は5日・11日・22日を使います。

どういう風に考えるかと言うと、まずは長期足(1時間足)で相場の方向性を確認します。

上昇トレンドの条件

トレンドを確認したら、5分足を使ってエントリータイミングを計っていきます。

1時間足で上昇トレンドとわかったら、5分足で買いで入れるポイントを探していきます。
この買いで入るタイミングを見極めるためにボリンジャーバンドを使います。

ボリンジャーバンドは上のバンドと下のバンドの中で値動きを形成することが多いため、この特性を利用した手法となります。

ボリンジャーバンドに関しては以下の記事を参照ください↓

今回はボリンジャーバンドの±3σを使います。

ボリンジャーバンドの設定

ボリンジャーバンドを設定するとこのような感じになります。チャートは5分足です

ボリンジャーバンド3σ

先ほど1時間足で上昇トレンドを確認した時間帯で、5分足のエントリーポイントや利確位置、損切位置を説明していきます。

1時間足

1時間足の赤線部分を5分足で表したものが下の画像となります。

5分足

 

今回の手法は、1時間足で上昇トレンドなら5分足のボリンジャーバンドのー3σにタッチした時点で買いエントリー、下降トレンドなら+3σにタッチした時点で売りエントリーがルールとなります。

今回は1時間足が上昇トレンドのため、5分足がー3σにタッチした場所がエントリーポイントとなります。

エントリーポイント

この時の損切りは直近安値の数Pips(2~3Pips)下に設定します。

損切位置のポイント

利確位置は、ローソク足の実体がボリンジャーバンドのミドルバンド(SMA20)に触れて確定、もしくは下回って確定した時点となります。

利確位置の説明

このように、上位足のトレンドを方向を確認し5分足でボリンジャーバンドの3σを使う事で、勝率の高いエントリーが出来るようになります。

この手法は、ローソク足の実体がミドルバンド(SMA20)にタッチした時点での利確となるため、ある程度チャートに張り付いていなきゃいけないところが多少ネックではありますが、おすすめ出来る手法の1つだと思います。

 

ボリンジャーバンドを使った他のトレード手法をまとめたページはコチラへ↓

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  • コメント ( 2 )

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  1. キノカワヨシカゲ

    前略 お世話に成っております。ご指導をお願いしたいのですが、”FXの王道❕3本の移動平均線をMTFで高収益にする方法“ を習得中ですが、

    一時間足、3本の移動平均線から5分足のボリンジャーバンドに移動して、買いのボリンジャーバンドでマイナス(-3σ)にタッチ、エントリー

    したいのですが、色々試行錯誤していますが、マイナス3σに到達することが出来ません。御多忙中恐れいりますが、宜しくお願い申し上げま

    す。当方、全くの素人です。    草々 

    • 毛利

      コメント頂き有難うございます。

      3σにタッチしないとのことですが、相場の勢いがないと3σまで押さないことがあります。またドル円などボラティリティーが小さい通貨ペアなどでははっきりとした押し目がなく上昇または下降していくような動きします。

      解決方法としてはボラティリティーがが大きい通貨ペアに変えたり、3σタッチまでひたすら待つもしくは、3σではなく2σタッチによるエントリーですが、あくまでボラティリティーが少ない状況での対応となりますことをご理解ください。通貨ペアや相場の状況をみて3σ⇒2σ、もしくは2σ⇒3σへの対応が必要かと思います。

      以上となります。