世界の“多数派”についていく「事実」を見てから動くFXトレードの口コミ&レビュー
◆「上」か「下」かを当てようとするから当たらない
一般的に、「上に行くのか、下に行くのかを当てることができれば相場で勝てる」と思われがちですが、実は、そんなことはありません。 逆説的に聞こえるかもしれませんが、上か下かを当てようとするから、相場が難しくなってしまうのです。なぜなのか。それは、「当てよう」と思った瞬間は、自分本位に動いているからです。
◆「当てたい」なら、正解を見てから動けばいい
では、当てにいこうとしてはいけないなら、どうすればよいのでしょうか? 私たち個人投資家がやるべきことは、「動いた」という事実を客観的に確認することです。例えば、世界中のトレーダーたちが「上だ」と考えて、実際に買いのポジションを持ったと確認できてから動くのです。正解がわかったら、自分も素早くアクションを起こします。自分の意思は関係ありません。世界の思惑に自分を合わせるのです。
◆世界の人の動きは、がっかりするほど基礎的なテクニカル指標(チャート)でわかる
世界中のトレーダーたちが動いたかどうかは、世界共通の「チャート」でわかります。ここで大事なのは、独創的なチャート(=少数派のチャート)にしないことです。世界中の大勢の動きを知るには、世界の人が最も多く使っている指標をチェックする必要があります。つまり、“がっかり”するほど基礎的な指標(移動平均線や水平線、ボリンジャーバンドなど)を見なければいけないのです。
実際、やるべきことは、1時間足の移動平均線(※パラメータは本書で紹介)でトレンドを探り、5分足の基礎的なテクニカル指標で市場に入るタイミングを計ります。具体的には、以下の「5つ」のレベルの「8つ」のエントリールールで、世界の動きについていきます。
レベル1:移動平均線反発
レベル2:移動平均線ブレイク&水平線反発
レベル3:高値&安値(水平線)ブレイク、トレンドライン反発
レベル4:一目均衡表の雲抜け(割れ)&トレンドラインブレイク
レベル5:ペナント(三角持ち合い)ブレイク
大勢の動きを知りたいからこそ、大勢の人が使っている指標を参考にするのです。
◆「あなただけへの特別なサイン」などなくても、勝率7割を目指せる
FXなどでは、「あなただけに特別なサインを提供します」というふれこみの情報が氾濫しています。でも、「あなただけに特別なサイン」は、世界から見ると少数派なのです。多数決で決まるFXでは、多数派の動きを見極めなければなりません。だからこそ、みんなが見ているものを見るのです。
やり方自体は簡単ですから、誰にでもできます。熟練した人になると、勝率7割は出せるやり方です。難しいことは排除して、市場からお金を引き出しください。
「世界の“多数派”についていく「事実」を見てから動くFXトレード」の口コミ&レビューを募集しています↓
「書籍」カテゴリーの関連記事