エリオット波動とフィボナッチ比率を使って3波を狙うトレード方法
エリオット波動とフィボナッチ比率を使って3波を狙うトレード方法を解説します。
エリオット波動でのトレードと言えば3波を狙えと言われますが、3波だけだとトレード回数が激減してしまいますので、それ以外の波を狙う方法は別記事で紹介します。また、エリオット波動で一番難易度が低い波が3波ですので、慣れていない方は3波だけに限定してトレードすることをお勧めします。
注意点としてはトレード対象の選択です。
つまり、トレードする通貨ペアに強いトレンドが上位足で発生していないと下位足で綺麗なエリオット波動が形成されにくいので、トレード対象を絞ることが重要となります。
3波を狙う方法
エリオット波動を使ったトレードで定番中の定番が3波を狙う方法です。
理由は波動のなかでも3波が一番伸びやすいという点も初心者が狙いやすい点です。
1波はレンジ中に発生することがあり、気が付いたときには2波の修正波が始まっていることもあって、注視していないと見逃すことも多いですが、次の波である3波の準備をすることができます。
修正波である2波は下記ページでも解説していますが、下位足に落としてみるとABCで構成されます。
下位足でABCの”C”が確認できたら、そろそろ3波の始まりが近いことが分かります。
もう一つ確認することがフィボナッチ比率です。
こちらも下記ページで解説しています↓
2波は1波の伸びに対して50％～61.8％と割と深く戻す傾向にあり、最小でも38.2％戻します。
つまり、2波を下位足に落としてABCの動きがあり、次に1波に対して38.2％～61.8％の戻りが確認でき再びトレンド方向への動きがあればエントリーです。
38.2％までの戻りが確認できない場合は、修正が継続する可能性もあります。たとえ3波が始まったとしても2波の押しが浅いと伸びにくい傾向にありますので、大きな利益を狙いたい方や安全にトレードしたい方はスルーされた方が良いと思います。
逆に1波の始点を超える100％以上の押しは絶対にノーエントリーです↓
エントリートリガーはサインでも移動平均線のクロスやプライスアクションでも何でもOKです。
波のカウント数を判断する基準として、90LWMAを使った方法を紹介しました。そのなかで2波は90LWMAを一旦割り込む可能性があることにも触れましたが、3波のエントリートリガーとして一旦割り込んだ90LWMAの再ブレイクでも使えます。
15分足や30分足なら当方サインツール「F15-Friends」や「F30-hybrid」がオススメです↓
ロスカット＆決済
ロスカットは①もしくは②になりますが、②傷は浅く済みますが、引っ掛かりやすく勝率は落ちます↓
利確の目安は最低でも1波と同等の幅、できれば1波の161.8％が目安です。なお、3波は伸びやすい波動なので、目安となる位置で一部利確し、残りのポジションは10EMAを確定足で割るなど伸ばせるだけ伸ばす分割決済もお勧めです。
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まとめ
今回はエリオット波動とフィボナッチ比率、移動平均線を利用した3波を狙ったトレード方法を紹介しました。
エリオット波動での3波を狙う方法は難易度も低く、できるだけ大きな値幅を狙いたい方にはオススメです。その他の波も3波ほどではありませんが、安全に狙う方法を次回以降紹介したいと思います。
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