MT4で自動売買（EA）を稼働させている方にとっては重宝する無料インジケーター「PosiLine」をご紹介します。

どんなに優秀な自動売買（EA）と言えど、完全放置だと何れは口座が溶けるのが実情で、手動によるポジション決済をしたり、新規エントリーが増えないように稼働を停止するなどの裁量を加える必要があります。

このインジケーターを使えば、稼働中の自動売買（EA）で新規エントリーや決済があった際に登録したLINEに通知されるので、必要以上のポジションを未然に防止するなどの対応ができるようになります。

「PosiLine」の通知機能で提供されるのが、エントリーまたは決済時の「通貨ペア、売買種別、ロット数、約定レート、口座残高、有効証拠金、含み損益」です。

しかも、1つの口座に複数の自動売買（EA）を稼働させても、自動売買（EA）ごとに設定できるので、どの自動売買（EA）でエントリーや決済があったのかを把握することができます。

これらの機能がついて無料で利用できるのは本当にお得ですね！

一応、有料版もありますが無料版との違いは広告の表示くらいで、機能的には変わりませんので、無料版でもいいと思います。

PosiLineの使い方

ダウロードしたPosiLineをMT4にあるデータフォルダー　→　Expertsフォルダ内に入れMT4を再起動させます。

MT4でLINE通知するインジケーターに共通するのが、LINEトークンの取得が必要となりますので、先に取得しておきます。取得方法の操作は同じなので、下記ページの途中までの内容を参考にして取得してください↓

2022.03.03

既存サインツールのサインをLINEに転送するインジケーター「異国のLINE通知」の使い方

既存サインツールのサインをLINEに転送するインジケーター「異国のLINE通知」をご紹介します。 異国のLINE通知の特徴 多くのサインツールではメールやMT4アプリへ通知できる機能が付いていますが、日本で多くの人が利用するL...

LINEトークンの取得が済んだらメモ帳などに保存しておきます。

次にMT4のメニューバーにある「ツール」ー「オプション」をクリックします↓

するとオプションウィンドウ場開きますので、「エキスパートアドバイザー」タブに切り替え「DLLの使用を許可する」にチェックをいれます↓

次に「WebRequestを許可するURLリスト」にもチェックし、「新しいURLを追加、例えば’https://www.mql5.com’のように」をダブルクリックするとURLを入力できるようになります↓

そこの欄に説明書テキストにあるURLをコピペして入力後、最後に「OK」をクリックします↓

ナビゲーター内にあるPosiLineをどのチャートでもいいので、好きなチャートにインストールするとEAのパラメーター設定ウィンドウが表示されるので、「全般タブ」の「DLLの使用を許可する」にチェックしてください↓

次にEAのパラメーター設定ウィンドウの「パラメーターの入力」タブに切り替え、先ほど取得したLINEトークンを入力します↓

最後に「OK」をクリックすると設定完了で、1つの口座に1つのEAだけを稼働させるなら、他のパラメーターは変更する必要がなくデフォルトで十分です。

とりあえず機能するかデモ口座にて手動で成行エントリーしてみると登録したLINEに下記のメッセージが届きました↓

今度は、手動で上記でエントリーしたポジションを決済するとLINEに下記のメッセージが届きました↓

まとめ

無料版なので通知情報の下には広告が入っていますが、気にならないのであれば無料版でも十分だと思います。

＞＞PosiLineのダウンロードはコチラ

有料版は結構あるのですが、無料版だと「PosiLine」しか見つかりませんでしたので、無料で利用できるうちにダウンロードして使っておきましょう！

毛利

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