DMIのクロスをマルチタイムフレームで通知するインジケーター「adx plusdi minusdi cross (arrows + alerts + mtf)」を紹介します。

エントリーフィルターとしてもトリガーとしても使える非常に便利な代物です。

adx plusdi minusdi cross (arrows + alerts + mtf)の概要

デフォルト設定では下記のような表示になります。

DMIの+DIと-DIのクロスでドット（デフォルト設定）が表示される仕組みです。

買いと売りの力関係が分かりやすいのが特徴ですね。

ただしドットのサインだけを当てにしているとレンジで痛い目に遭うので、トレンドとレンジの見極めは必要です。

裁量でもサインツールでも、トレンドとレンジの判断はトレーダーとして必須スキルですからね。

しかしこのインジケーターのMTF機能を使うことで、上位足の方向性が分かるので判断の補助として使えます。

adx plusdi minusdi crossの使い方

adx plusdi minusdi crossは上位足のDMIを表示する使い方がお勧めです。

下記はポンドドル15分足に1時間足のDMIを表示しています。
デフォルトのドットではなく矢印表示にしているので方向性がより見やすくなってますね。

この1時間足のDMIをフィルターとして、矢印方向へのレンジブレイクを狙う使い方もできます。
（当然しっかりと上位足のチャートを見て環境認識する必要はありますが）

また、短期足に2つの上位足のDMIを表示させるのもお勧めです。
下記は15分足に1時間と4時間のDMIを表示し、4時間足を基準に色分けをしています。

2重のフィルターの方向性が一致した時に何かしらのトリガーでエントリーすれば、優位性の高いトレードにもなります。

不用意な逆張りで負ける癖がある人は、こうした分かりやすいフィルターを用いるのも効果的です。

パラメーター設定

adx plusdi minusdi crossの設定は特に難しい部分はありません。

主に変更する部分は、時間足の変更やサインの形状と距離、色ぐらいかなと思います。
（こだわりがある方はADXの期間も変更してください）

サインの形状ですが、デフォルトの159番はドットが表示されます。

矢印表示に変更したい方は、下記の数値を入れて表示を確認して下さい。

※複数時間足を表示する際には、サインが重ならないようにサインの距離を調整して下さい。

adx plusdi minusdi crossのダウンロード

インジケーターのダウンロードは下記をクリックして下さい。

→adx plusdi minusdi crossのダウンロード

ADXに難しそうな苦手意識を持つ初心者の方も多いですが、中上級者が好んで使う代表的なインジケーターです。

下記のリンク先にも様々なADXを使うトレード手法を掲載しているので、参考にして下さい。

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FXフレンズ管理人